川崎二郎からのメッセージ

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご支援を賜り心から御礼申し上げます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


 二十一世紀のスタートであった昨年は、多くの人の期待と異なり大変困難な年となりました。
 二十世紀が戦争の世紀と言われるだけに「平和な時代でありますように。」1990年代は日本経済の低迷が続いただけに「景気回復の年でありますように。」と念じながらスタートしましたが、現実はかけはなれたものとなりました。
 根底には、二十世紀で解決すべきことが果たしえなかった付けが、回ってきたと言える問題があります。
 クリントン政権時代に取り組んだパレスチナ問題の解決、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教間の相互理解の遅れ、国内では「少子高齢化」「グローバル化」という大きな変化に対する構造改革の遅れ、「財政赤字」「金融機関の不良債権」という課題に対する現実的な対応の遅れ、その様な様々な対策の遅れが今日を招いたと言えます。
 今年の前半も国内経済、国際平和の両面に渡り厳しい状況が続くと思います。
政治を変えなければという気持ちで一昨年11月の「加藤政局」昨年4月の「小泉政権の誕生」と、取り組んできましたが、まだ道半ばであります。今年も新たな決意で取り組んで行きたいと思います。

【 課題 】
(1)「少子化と日本の将来像」
 少子高齢化の為2006年から我が国は、人口が減ります。
 年金・医療・福祉・雇用に対する将来図を国民に示し、理解を求め改革を進めなければなりません。
 昭和24年生まれ270万人→平成10年生まれ120万人
(2)「金融の改革と不良債権処理」
 我が国は1991年から、2000年の十年間で100兆円以上の貿易黒字です。これだけの貿易の実績がありながら国内経済は低迷が続きました。金融を中心とした我が国のシステムにメスを入れなければなりません。また国内消費を戻す為にも緊急の課題です。
(3)「産業構造の変化」
 繊維・電子産業を中心として、各国(特に日本、韓国、台湾から)中国への投資が増え、世界の製造工場として中国が急成長しています。
 公共事業の規模、高齢化社会の進展等も加えて産業構造、雇用にも大きな変化が来るように思います。適確に将来像をつかむとともに、科学技術の振興に全力を上げなければなりません。

【 地元の課題 】
 昨年末の予算折衝において、運輸大臣時代からの課題であった、2005年中部国際空港開港に向けての予算獲得、「津・贄崎港」の新規整備、JR東海の新幹線大改修の為の新税制について成果を得ることができました。
 今年の春には首都機能移転(畿央高原)についても先送りすることなく、結論を得られるよう努力したいと思います。
 終わりになりましたが、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。

参考資料(経済産業省資料より)
(1)産業構造

1999年 2010年 1999年 2010年
農水 15兆円 14兆円 352万人 207万人
鉱業
製造 364 489 1351
1294?
建設 83 91 652
592?
電力・ガス 80 115 447 457
卸・小売 86 125 1201 1174
金融 110 132 263 236
公共サービス 93 135 951
1224
(医療・福祉)
対、事業所S 67 113 586 737
対、個人S 63 102 665 844
総計 963兆円 1317兆円 6445万人 6771万人

(2)貿易統計(2000年)

輸入 輸出 差額
アメリカ 8兆円 15兆円 △7兆円
EU △3
韓国 △1
台湾 △2
香港 0,2 △2,8
中東 ▲4
オーストラリア ▲1
インドネシア ▲1
中国 ▲3
全体 41 52 11



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