緊急レポート

〜第4号〜

「雇用を扱う厚生労働大臣に就任」


日毎に寒気が加わる時節となりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は皆さんの生活を「生まれてから高齢まで」長く幅広く扱う厚生労働大臣に就任して一ヶ月が立ちました。就任したその日から「ハンセン病訴訟」「アスベスト問題」そして小泉改革の目玉である「三位一体改革」「医療制度改革」と山積みの難問に対処してまいりました。旧厚生省、旧労働省を合わせたこの行政がいかに広い分野を扱っているかを再認識するとともに、今まで国会議員として重要視し、このレポートでもご報告させていただいてきた「雇用問題」を扱う大臣に就任できたことに責任と喜びを感じております。
さて今回も三重県の「雇用情勢」をご報告させていただきます。また2面目では失業率改善のための施策をお書きしました。これから大臣としての任期が終わるまで地元には帰れない日が続くかと思いますがこのようなレポートで国政での私の動きをご報告させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

三重県の雇用失業情勢
1, 完全失業率の推移
 
三重県の完全失業率は平成15年が4.7%、平成16年が3.7%と、両年とも全国の完全失業率を大きく下回っている。
 

平成15年
平均
平成16年
平均
平成17年
8月
平成17年
9月
平成17年
10月
三重県 4.7 3.7 - - -
全国 5.3 4.7 4.3 4.2 4.5
   
2, 有効求人倍率の推移
 
平成17年10月の三重県の有効求人倍率は、1.44倍と前月に比べ0.02ポイント減少したが高水準で推移している。
 

平成15年
平均
平成16年
平均
平成17年
8月
平成17年
9月
平成17年
10月
三重県 0.83 1.16 1.47 1.46 1.44
全国 0.64 0.83 0.97 0.97 0.98
   
3, 公共職業安定所別有効求人倍率(平成17年10月)
 
津地域が有効求人倍率で1.72と県内でトップとなった。
また、伊賀地域も1.14と全国平均を大きく上回っている。
 
三重県 1.44

 
中勢地域
1.72
松坂 1.64
地域平均 1.69

北勢地域
桑名 1.7
四日市 1.69
鈴鹿 1.41
地域平均 1.61

伊賀地域
伊賀 1.14
地域平均 1.14

南勢地域
伊勢 1.12
地域平均 1.12

 
東紀州地域
尾鷲 1.05
熊野 0.56
地域平均 0.78



「崎二郎が厚生労働大臣として今後取り組む雇用対策」
 <若年者雇用、ニート・フリーター対策>

新聞・マスコミで連日報道される「ニート・フリーター問題」。ニートとはNEET(not in emplovment education or training)の略で「職に就いていず、学校機関にも所属していず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない者」、またフリーターとは「学生、主婦を除く15歳から34歳の人口のうちパート・アルバイト等あるいは無業者で仕事を希望する者」と定義されています。
我が国の失業率は改善の方向に進んでいますが、失業率で表されている数字(全国平均4.5パーセント)の中には「働き口があっても働く意志がない人」ニート・フリーターを多く含む層と「働きたくても働き口がない人」高齢失業者の層等、各世代の平均で表されています。具体的には下の表に書いてありますが、この世代における特徴を捉えて施策を行うことが、我が国の失業対策で重要だと考えております。

「ニート・フリーター、若者の人間力の強化」
現在我が国におけるニートの数は少なく見積もっても約64万人、2015年には109万人にまで増加すると予想されています。一方フリーターの数は213万人、この10年でほぼ倍増しているのが現状です。
不況下における就職難の時は雇用の受け皿を創出するため、日本の景気全体をあげる手法を取ってきました。雇用の受け皿の創出は成功し結果、一面目にも記した通り、失業率は4.5パーセント、失業者数は304万人となり前年同月差で7万人減と29ヶ月連続で減少しています。
しかしながら、このニート・フリーターが多く含まれる若年者の世代は、企業の求人は高いものの若年者自身の働く意欲、働く事の意義が見いだせない等、若年者が大人として責任ある地位での社会への参加を拒む、言い換えれば若年者の人間力が不足していると考えております。

そこでニート対策としては

(1) 若者自立塾の一層の拡充
合宿形式による集団生活の中で、生活訓練、労働体験を通じて職業人、社会人として必要な基本的能力の獲得、勤労観の醸成を図り働く自信と意欲を付与する「若者自立塾」を全国20カ所から40カ所に拡充する。

(2) 無償の労働体験等を通じての就職力強化事業(ジョブパスポート事業)の充実

ボランティア活動など無償の労働体験の活動実績を記録し、企業の採用選考に反映されるよう「ジョブパスポート」の普及、内容の充実を図る。この他ニート問題に経済・労働・教育・各界と政府が一体的に取り組むための国民運動の実施、各地域においてニートに取り組む地域サポターステーションを設置する等を行っております。フリーター対策としては「フリーター25万人常用雇用化プラン」を打ち出し

(1) フリーター常用就職支援事業の強化
全国のハローワークにおいて若年者ジョブサポーター等の担当制による一貫した就職支援を拡充実施

(2) 若年者思考雇用事業の拡充

(3) フリーターの正社員登用の促進等各種施策を行っております。


今回は特に「若年者雇用」に絞ってご報告させていただきました。雇用問題としてはこの他「高齢者雇用問題」「地域間格差の問題」等を抱えており、各問題も若年者雇用同様、個別の実情を踏まえながら各種施策を実施しているところであります。今後も、「安心・安全な生活」を守るため職務に邁進していきますのでご支援の程よろしくお願いします。




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